公務員試験対策 国家一般職
今回は国家一般職試験の勉強方法についてご紹介していきたいと思います!
1.試験日程(平成28年度)
試験申し込み受付(インターネット) |
4月8日〜4月20日 |
一次試験 |
6月12日 |
一次試験合格発表 |
7月6日 |
官庁業務説明会 |
7月8日〜7月10日 |
二次試験 |
7月19日〜8月4日 |
官庁訪問 予約開始 |
8月18日〜 |
最終合格発表 |
8月22日 |
8月22日〜 |
ご参考に平成28年度の試験日程についてご紹介いたします。
毎年大差ありませんので参考にしてください。
2.試験科目
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試験種目 |
回答時間 |
回答方法 |
配点比率 |
一次試験 |
教養試験 |
140分 |
4択(40問) |
2/9 |
一次試験 |
専門 |
180分 |
4択(40問) |
4/9 |
一次試験 |
論文 |
120分 |
1問必須回答 |
1/9 |
二次試験 |
面接 |
━ |
個別面接 |
2/9 |
3.出題科目一覧
教養試験 |
文章理解⑪、判断推理⑧、数的推理⑤、資料解釈③、自然・人文・社会⑬ |
専門試験 |
80問中40問選択回答 次の16科目(各5問)から8科目を選択し、計40問回答 政治学、行政学、憲法、行政法、民法(総則と物件)、民法(債権、親権、相続)、ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学、経営学、国際関係、社会学、心理学、教育学、英語(基礎) 英語(応用) |
4. 試験倍率(平成28年)
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一次試験 |
一次試験 |
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区分 |
採用予定 |
|
申込者 |
受験者 |
合格者 |
最終合格者数 |
倍率 |
北海道 |
140 |
本省庁 |
1,114 |
871 |
565 |
347 |
2.5 |
東北 |
150 |
510 |
2,029 |
1,617 |
676 |
461 |
3.5 |
620 |
↓ |
12,233 |
8,838 |
2,723 |
1,805 |
4.9 |
|
東海北陸 |
270 |
↓ |
3,190 |
2,588 |
1,164 |
782 |
3.3 |
近畿 |
300 |
↓ |
4,284 |
3,204 |
1,008 |
709 |
4.5 |
中国 |
120 |
↓ |
1,674 |
1,367 |
515 |
390 |
3.5 |
四国 |
80 |
↓ |
1,196 |
947 |
341 |
227 |
4.2 |
九州 |
210 |
↓ |
3,306 |
2,574 |
782 |
534 |
4.8 |
沖縄 |
60 |
↓ |
1,017 |
803 |
206 |
164 |
4.9 |
5.教養試験対策
教養試験について、注意すべきは
・資料解釈が3問出題されること
→資料解釈は時間をかければ解ける問題がほとんどのため、ほかの科目をできる限り早く解けるようにしましょう!
・政治、法律問題については、専門試験の勉強をしていれば、解くことが出来ます
・日本史や、生物などは、コスパが悪いので捨ててよい科目です。
6.専門試験対策
専門試験は以上の16科目から8科目選択して解答します。
注意が必要なのは、例えば16科目計80問の中から解けそうな問題から解くことは出来ないことです!
一度科目を選んだら5問全て解き切る必要があります!
上の表はあくまで目安なので、大学で自分の専攻している科目があるなど得意科目がある場合はそれを選んで下さい!
また、国家一般職を第一志望にされる場合は年により難易度が変わりますのでメイン科目以外に控え科目を1.2科目作っておくことをオススメします。
7.面接試験
国家一般職の面接試験では事前に上記の面接カードを記入して、1次試験日に提出します。
そのため、筆記試験対策と同時に面接カードを仕上げていく必要があります!
面接試験の概要
・面接官:受験者 3:1
・面接時間 15分~20分程度
よくある質問例
・公務員を目指した理由は?
→(社会人)公務員への転職理由は?
→民間企業で学んだことをどう活かす?
・ほかの試験種ではなく、国家一般職を目指した理由は?
→第一志望の官庁は?
→理由は?
→併願状況は?
→国家一般職の志望順位は?
〈このように、国家一般職では、本当にここが第一志望かを気にします〉
・最近関心を持ったことはなんですか?
→興味を持った理由はなんですか?
→自分ならどうしたらいいと思いますか?
・学業、サークル、アルバイトなどについて
→始めようと思った理由は?
→どんな役割を担っていましたか?
→なぜその役割を担いましたか?
→周りからの評価はどうでしたか?
→大変だったことはなんですか?
→どうやってのりこえましたか?
→そこから何が学ぶことはありましたか?
→今後、公務員として、どのように活かしますか?
・あなたの強みは何ですか?
→その強みが発揮されたエピソードを教えてください。
→最も頑張ったことはなんですか?
→今後職員として、どう活かしますか?
→逆に自覚している弱みはなんですか?
8面接試験振り返り(新卒)
※過去に国家一般職を受験した方よりの体験談です。
①
・待っている間なにをしていましたか?
・志望動機について詳しく教えてください。
→公務員を目指したきっかけは?
→どのような話から公務員を目指そうと思いましたか?
・サークルの新入生勧誘活動で新しくシフト表を作成したということは、何か問題があったのですか?
→あなたの提案はすんなり受け入れられましたか?
・(関心事項に書いていた豪雨について)被害を減らすにはどうしたらよいと思いますか?
→その方法を周知させるには?
・趣味(カラオケ)の頻度はどのぐらい?
→他にリフレッシュ法はありますか?
・知識を人に説明するのが得意とありますが、成功例はありますか?
→教えた人はその後うまくいったか?
・周りからはどう評価されていますか?
・防災に関心があるようですが
→他にやってみたい仕事はありますか?
→情報通信技術の発展によるメリットはなんですか?
〈受験者からのアドバイス〉
面接官によって指示が異なるので、説明をよく聞くこと。(私の場合はバトンをもらって1分したら待機室を出るように指示されました)面接室への行き方が書かれた地図のようなバトン替わりになっている。8番目ぐらいまで一斉に招集されるので、場所によってはかなり待つことになります。トイレがわかりにくい場所にあるので、当日は余裕を持って行った方がよいです。会場では、みなさん緊張している感じです。
面接は、面接カードに沿った内容ですので、事前に練習していけば問題はないと思います。なお、志望動機については、志望官庁について書きました。2つ書けますが、志望官庁の分野をそろえると、面倒な質問を避けられると思います。私は面接カードに書いていない官庁に就職しました。
②
・緊張していますか?
→緊張している時いつもどうしていますか?
・なぜ官庁なのか、志望同期と一緒に教えてください。
・サークル活動について
→一番印象に残っている相談内容はなんですか?
・サークル活動での役割はどのようなものでしたか?
→意見が対立したときはどう対処しますか?
→その際のあなたの立ち位置は?
→今まであった対立は?
→そのときはどう対処しましたか?
→なぜ関心を持ちましたか?
→その取り組みを将来はどこまで伸ばしたいですか?
・自己PR
→日頃の集団活動でのあなたの立ち位置は?
・最近面白いと思った出来事を教えて下さい
〈受験者からのアドバイス〉
実際に面接を受けるまでは、国家一般職の面接は、無難な質面しか来ないといったような話を多く聞いていたが、実際に受けてみる