公務員面接対策 公務員になったらやりたい仕事 どうこたえる?
みなさん、公務員試験面接の想定問答を考える中で
「ここに入ったらどんな仕事したい?」
って聞かれたとき答えるの大変じゃないですか? 実際に、
『○○県庁に入ってこんなことがしたい!』
っていう明確な志望動機があるかたはいいですが、多くの方は
『安定していて、ワークライフバランスが取れてるから、、』
という理由で、なかなか志望動機が考えられないのではないでしょうか。
面接官は意地悪なので、
「それ、民間でもできるよね?」
と聞いてきます。 そこで今回は特に志望動機がない方にオススメするのは 人事評価制度です。 ○人事評価制度って
人事評価制度は、行政ニーズが複雑高度化、多様化し、その変化のスピードも速くなってきている中で、国民の期待に応え、良質で効率的な行政サービスを提供し続けていくためには、その担い手である公務員の在り方、育て方にも変革が求められています。また、職員の側からも、多数の職場を経験しながら昇進していくばかりでなく、専門性を向上させるなどの多様なキャリアパスへの志向や、就労意識の変化など、多様な働き方が求められるようになってきています。こうした状況に対処するためには、これまで見られた採用試験の種類や年次等を重視した任用や給与処遇などの画一的な人事管理ではなく、職員個々の能力や実績等を把握して適材適所の人事配置やメリハリのある給与処遇を実現し、公務能率の一層の増進を図っていくことが必要です。 よくわからないですね…
平たく言えば公務員も頑張ってる職員は評価して給料に反映させて行こうぜっていう制度です。
これを面接で話すのをオススメする理由は…
(1)人事評価制度の制度所管課は人事課、面接官は?
少しずるいかもしれませんが、自治体の面接官の多くは人事課職員です。 どんな仕事がしたいか。一応聞きますが、正直自分自身があまり詳しくないのでどうしてもそこに深掘りせずに、 「それは民間ではできないの?」とか 「なんで、そう思ったの?」みたいな定型文的な質問しかできません。 しかし、人事評価ともなると普段自分たちがしている仕事なのでかなり興味を持ってもらえます!
(2)人事課も人事評価には困っている
多くの自治体で人事評価は導入されたばかりで、どこの自治体も取り扱いに困っています。 例えば ○評価を絶対評価にすべきか、相対評価にはすべきか。 絶対評価とは、初めに何人Aにして何人Bにするかを決めず評価する評価方法です。 相対評価はAは何人、Bは何人というのを決めておき、上から順に優秀な人を当てはめる評価方法です。 学校などは主に絶対評価ですよね。 それぞれ一長一短がありますが、多くの自治体では絶対評価をとっています。 なぜかというと、あまり評価をしたくないからです。公務員のことなかれ主義で、みんな頑張ってるし、みんなAでいいやーっとなってしまっています。 これでは、競争意識が生まれず制度もあってないようなものです💁♀️ ○人事評価をできる人が少ない 人事評価は基本は各所属の所属長が行います。 人事評価制度は最近導入されたばかりなので、今の所属長は経験していないです。 つまり、人事評価のスキルを身につけている人がいないので適切な運用がされていないケースが多くあります。
○面接例
Q やりたい仕事は?
Aやりたい仕事は公務員の働き方改革です。 Q具体的にはどうやって働き方改革を進めていけばいいと思う?
A昨今、働き方改革が勧められている中で残業時間の規制などが導入されていますが、私は根本的な所から改革を進めていきたいです。
Q 根本的な所って例えば?
A 私が考えるのは、職員の公務能力の向上です。 公務能力の向上には、研修や自らの学びなど様々な方法があると思いますが、私は特に人事評価制度の適切な運用による一人一人がやりがいを持って働ける職場作りをすることによって公務能力の向上に努めていきたいです。
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